豆知識 空力について知っておきたいこと
●空気抵抗とCd値やCL値について
空気抵抗とは走行中、空気によって受ける抵抗のことです。空気抵抗が小さいほど加速も燃費もよくなります。空気抵抗は空気抗力係数(Cd値)×前面投影面積(S)で求めます。したがって大きなクルマは通常、Cd値が小さくても空気抵抗は大きくなります。
また、空気抵抗は速度の2乗に比例しますから、速度が2倍になれば4倍の空気抵抗がクルマのボディに加わります。 
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●トータルなエアロダイナミクス
空力性能については、一般にCd(抗力係数)が大きく取り上げられます。しかし実際は、CL(揚力係数)、CYM(ヨーイングモーメント係数)も含めたトータルで見るべきです。つまり、空力性能のすぐれたクルマとは、空気力学のあらゆる要素を総合的に追求し、走行抵抗が少なく、高速安定性にすぐれ、風切り音が少ないなど、運転する上で阻害要因の少ないトータルバランスのすぐれたクルマをいいます。また、風は必ずしも前から受けるものだとは限りません。クルマがいろいろな角度から風を受けたときに、その中心軸まわりに回転させようと働く力(直進性を妨げようとする力)がヨーイングモーメントです。したがって、CYM値が小さいと横風にも強くなります。
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